35歳からの転職で心得るべき3つの観点

35歳を過ぎると、転職成功率は一気に半減します。2015年現在、景気が上向き、人材不足になっているため新卒の内定率がバブル期並みにまで改善している一方で、アラフォー世代の転職の厳しさはまだまだ続いているというのが実情です。

特に、はじめて転職活動を始めた方からの「募集条件は満たしているのに、何社受けても書類選考すら通過しない。どうすればいいかわからない」、という相談は、日常茶飯事です。このウラには、採用時に過剰に年齢の若さを重視する日本企業独特の傾向があります(欧米では、むしろキャリアが浅い若手のほうが転職で苦労することが多い)。
でも、その現実を前に、仕事を探すミドル世代は、いったいどう対応すべきなのでしょうか?今回は、その壁を突破するための3つの基礎知識をご紹介します。

  1. 募集条件はあくまでも「最低条件」
    求人情報に書かれている「学歴」や「業務経験」「必要な資格」などは、企業からすると必要最低限のものでしかありません。つまり、その条件に合致していれば書類選考は通過する、というものではないのです。その大前提を押さえておかなければ「そんなはずじゃなかった」という事態に陥りかねません。
  2.  同じ求人に、あなたに見えないライバルは29人
    一件の求人に対して、人事が受け付ける応募者は平均30人存在する、とみておきましょう。応募する側から見ると厳選した一社でも、人事担当から見ると30人の中のたった一人。自分が応募した求人に応募しているであろう「自分には見えない29人」のライバルを想定して、職務経歴書や履歴書などに、あなたならではの優位性をまとめるよう意識してください。
  3. 経験の有無に捉われすぎない
    転職者の行動パターンのひとつに、同業種・同職種の求人に応募する人が約7割というものがあります。たしかに経験がないよりはあったほうが転職成功率は上がりそうに思えるのですが、実際には企業は、同じ業界や同じ仕事の経験者だけを求めているわけではありません。周囲と協働する力、課題を解決していく力、学び続ける力、など、経験の意味を広くとることで、選択肢の幅は大きく広がります。対象を広げ、接触数を増やすことで、少しでも速く、自分が生き生きと働ける職場を見つけてください。

 


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