Webで見つけた転職や仕事に関する記事のレビューです。2017年2月は以下の3件をお送りします。

  1. “年収は、男の価値。高い方が勝つんです。”
  2. “ミドルの面接で面接官が見ているポイント”
  3. “面接の際、応募企業への「思い入れが強い」と落ちることがある”

“年収は、男の価値。高い方が勝つんです。”

東京カレンダーで連載中の小説「Age,32年収上がらなくて。」この中にこんな一節がでてきます。

しかし今、上がらない年収を前に絶望を感じるのは、「ここがあなたの最高値ですよ」と突きつけられている気分になるからだ。
上がらない年収、上がらない自分の価値。

(引用)“年収は、男の価値。高い方が勝つんです。年収1,000万、上を見始めた男の苦悩。(東京カレンダー)https://tokyo-calendar.jp/article/8929

年収が多いと市場価値があって、年収が少ないと自分に価値がないように思えてしまう方は多いのではないでしょうか?

年功序列時代は緩やかに年収が上昇していたので、自分の価値もなんとなく上がっているように思えました。しかし、賃金が上昇しづらい現在は、自分を過小評価してしまったり、転職へ踏み出す勇気がなくなったりします。

年収=価値ではなく、年収と市場価値の「ギャップ」に気づくことが大切です。もっと年収アップのチャンスがあるかもしれないのに、もらえていない可能性もあるわけです。もらい過ぎている場合は、転職してしまうと、年収大幅減ということもあります。そこは、転職エージェントに冷静に判断してもらうことをオススメします。

東京カレンダーの小説なのですが、転職すると言ってなかなかしない人、転職エージェントとの駆け引き、年収1000万から始まる熾烈な競争など、転職をリアルに描いています。転職を検討している方は、一度読んでみてください。


“ミドルの面接で面接官が見ているポイント”

エン・ジャパンが運営するミドルの転職(30代・40代対象)で、転職コンサルタント104名に聞いた「ミドルの面接で面接官が見ている3つのポイント」が明らかになりました。

ミドルの面接で面接官が見ている3つのポイントは「専門性」「マネジメント能力」「人柄」。柔軟性・適応力を持ち、主体的にリーダーシップを発揮できることをアピールすることが、好印象を与えるポイントに。

(引用)“「ミドルの面接で面接官が見ているポイント」について(ミドルの転職)https://mid-tenshoku.com/enquete_consultant/report_36/

「専門性」や「マネジメント能力」を企業が求めていることは想像がつくのですが「人柄」も求めていて、その中でも特に大切なのが「柔軟性」なんだそうです。

過去の成功体験があるミドル世代は、どうしてもそこに固執してしまいます。前の会社のやり方、今まで自分が得意としてきた方法を新しい会社に持ち込んで、実績を上げようとします。しかし、新しい環境ではメンバーもシステムも、仕事の進め方すべてが違います。そういった中で、新しい会社に合わせた「柔軟性」がないと、やっていけないと判断されるようです。

また、どんなに職務遂行能力が高くとも、「人柄」がよくないとダメという意見や、人柄を重視するという発想がいかにも日本企業らしいと考えるコンサルタントもいました。

「柔軟性」は環境適応能力が高いかどうかということなので、応募先の会社が何に困っていて、どう解決できるかを想像する力がミドル世代にはより問われているような気がします。


“面接の際、応募企業への「思い入れが強い」と落ちることがある”

一般的に企業研究をしっかりした人の方が、内定をもらえる確率が高くなると考えられていますが、そうでないケースもあるようです。プロ野球の横浜DeNAベイスターズの採用も、そのひとつです。元社長である池田純さんの著書、空気の作り方(幻冬舎)という本の一節をご紹介します。

ベイスターズの中途採用の面接では、できるだけ既成概念にとらわれないニュートラルな人材を採用しています。具体的にいうと、ベイスターズやプロ野球に対する思い入れの強い応募者はお断りしています。

(引用)“面接の際、応募企業への「思い入れが強い」と落ちることがある(35歳からの転職)http://35career.com/post/3942

応募企業の商品やサービスのファンであることを面接でアピールすると、面接官が喜び、内定につながるケースは多いと思います。

しかし、部署や職種によってはこの「思い入れ」がマイナスに働くことがあります。自分が好きな商品だからと必要以上に発注してしまったり、冷静にデータを見ることができないとしたら、会社にとってはマイナスになります。

また、新しい人材を入れて社風を変えようとしているのに、古い時代の商品やサービスのファンであることがマイナスになるケースもあります。自分の思い込みと会社の方針とが、アンマッチという可能性もあるわけです。

応募企業への熱い思いも大切ですが、少しの「冷静さ」も持って面接に臨むほうが内定の確率がよりアップするかもしれません。


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