事例14)「IT技能」を求められて農業ベンチャーで活躍するOさん

Oさん(37歳)は、インターネットを主戦場とする広告代理店の営業を●年間やっていました。特に転職を考えていたわけではありませんでしたが、友人から次のように言われたのがきっかけとなり、転職することにしました。

人材紹介会社の見分け方・使い方

現在は、異業界、異職種の転職の場合、人材紹介会社などが介在することで、企業の求める真のスキルと、求職者のポータブルスキルがマッチングされる場合が多いですが、今後、こうした事例が増えて認知度が上がってくれば、求職者が自分のポータブルスキルを活かせる求人を自分で見つけることも可能になるでしょう。

ただ、人材紹介会社は多くの求人についてその詳しい内容を知っており、かつ多くの求職者のスキルを理解しているため、介在価値が高いことには変わりがありません。

自分の強みやポータブルスキルの見つけ方

必ずしも、ここに書かれたものだけがポータブルスキルなわけではありませんが、専門知識・専門技能以外に、自分にどんな強みやスキルがあるのかを考えるのに役立つと思います。

たとえば、前に紹介した「同じ大企業からの転職で明暗を分けた」事例のBさんは、自分の強みを「状況を正確に分析して、変化の材料を集めて、そこに戦略の勝ち筋を見つけていくこと」だと自己分析していました。これが、Bさんの「仕事のし方」のポータブルスキルなのです。

最初に考えるべきは「同業界」「同職種」への転職

まず、当たり前の話ですが、ミドルの転職では、同業界、同職種への転職を希望する人が圧倒的多数です。自分がこれまでいた業界で得てきた知識なり、就いていた職で磨いてきたスキルなり、経験を転職後も活かそうと考えれば、至極自然なことでしょう。