一寸先は闇、年収1200万円にこだわった転職者の後悔

厚生労働省が8月29日に発表した7月の有効求人倍率は、前月比0.01ポイント上昇の1.52倍だった。5カ月連続の上昇で、1974年2月(1.53倍)以来43年5カ月ぶりの高水準となっている。転職市場は、圧倒的な売り手市場と言ってもよい状況だが、そんな環境の中でも、転職後の状況に大いに不満を感じている人が多くいるのも現実だ。今回は、豊富なキャリアを持ちながら、年収にこだわったために納得いく転職活動ができなかった元大手証券マンの「最大の後悔」を紹介する。

事例9)あこがれの「業界」への転職で失敗したJさん

機械メーカーの営業職だったJさん(40歳)は、まったく畑違いの教育業界への転職が希望でした。理由を聞くと、人を育てる教育の仕事に関わりたいという思いが昔からあったので、節目となる年齢で挑戦してみたいとのことでした。

事例7)「スカウト」という甘い言葉にそそのかされて痛い目を見たHさん

Hさん(●歳)は静岡県に在住で、県内での転職を考えていました。これまでに転職の経験はなく、とりあえず求人サイトに登録したところ、「スカウト」と書かれたメールが届きます。

事例6)年収は上がったが「うつ病」になってしまったGさん

Gさん(35歳)は、広告系の企業の営業課長として実績を残してきました。年収は700万円。もっと大きな仕事に挑みたい、と節目となる35歳を目前に、さらなるキャリアアップを目指して転職活動を始めます。

事例5)転職後を「短期的」にしかとらえられないFさん

Fさん(44歳)は、大学を卒業して大手証券会社に入り、約15年間働きました。中規模支店の責任者だった38歳のとき、大学時代の体育会系の先輩に声をかけられ、その先輩の父親が社長を務める社員数300人規模の不動産仲介会社の管理部長に転職しました。年収1200万円から1400万円へのキャリアアップ転職でした。

事例2)青い鳥を探して転職を繰り返す「ジョブホッパー」のCさん

Cさん(47歳)は、照明機器のコンサルティング兼営業を行っています。簡単に言うと、LED照明器具に切り替えることで節電しましょうという提案を個人や法人に行い、実際にLED照明器具を買ってもらうのが仕事です。

仕事人生を諦めない! 40歳からの逆転キャリア計画

これからやってくる「65歳定年時代」。もしかすると70歳まで働くことが当たり前になるかもしれない時代を迎えつつある今、「40歳」という年齢は社会人としてようやく後半戦がスタートする年齢にすぎません。

シャープ元社員が伝えておきたい「後悔しない働き方」

国産初のテレビや電子レンジから、液晶ビューカム、ザウルス、プラズマクラスター、AQUOS(アクオス)など、画期的な製品を世に送り出してきた家電メーカーの雄、シャープ。経営悪化を理由に45歳以上の社員を対象に希望退職を募り、3200人を超える社員が去ってから1年。経営の中枢で活躍した元幹部社員に、ミドル世代のビジネスパーソンに伝えておきたいメッセージを語っていただきました。

転職して初めて気づく「大企業病」5つの症状

35歳以上のミドル世代が転職する場合、大企業から中堅中小企業、または創業まもないベンチャー企業へと、企業規模をまたぐ移動が多く生まれます。ただ、残念ながら入社後に「こんなはずじゃなかった」と思われるケースも多々あります。