事例14)「IT技能」を求められて農業ベンチャーで活躍するOさん

Oさん(37歳)は、インターネットを主戦場とする広告代理店の営業を●年間やっていました。特に転職を考えていたわけではありませんでしたが、友人から次のように言われたのがきっかけとなり、転職することにしました。

事例13)「業界格差」による「タイムマシン転職」で成功したNさん

Nさん(39歳)は、衣服などのアパレル商材をインターネット上で販売するECサイトの商品企画の仕事を●年間やっていました。その仕事に大きな不満があったわけではないのですが、もっといい仕事があればと転職活動を行っていました。

人材紹介会社の見分け方・使い方

現在は、異業界、異職種の転職の場合、人材紹介会社などが介在することで、企業の求める真のスキルと、求職者のポータブルスキルがマッチングされる場合が多いですが、今後、こうした事例が増えて認知度が上がってくれば、求職者が自分のポータブルスキルを活かせる求人を自分で見つけることも可能になるでしょう。

ただ、人材紹介会社は多くの求人についてその詳しい内容を知っており、かつ多くの求職者のスキルを理解しているため、介在価値が高いことには変わりがありません。

自分の強みやポータブルスキルの見つけ方

必ずしも、ここに書かれたものだけがポータブルスキルなわけではありませんが、専門知識・専門技能以外に、自分にどんな強みやスキルがあるのかを考えるのに役立つと思います。

たとえば、前に紹介した「同じ大企業からの転職で明暗を分けた」事例のBさんは、自分の強みを「状況を正確に分析して、変化の材料を集めて、そこに戦略の勝ち筋を見つけていくこと」だと自己分析していました。これが、Bさんの「仕事のし方」のポータブルスキルなのです。

事例9)あこがれの「業界」への転職で失敗したJさん

機械メーカーの営業職だったJさん(40歳)は、まったく畑違いの教育業界への転職が希望でした。理由を聞くと、人を育てる教育の仕事に関わりたいという思いが昔からあったので、節目となる年齢で挑戦してみたいとのことでした。

事例8)夢の地方転職で大失敗したIさん

Iさん(●歳)は、IT系企業の営業担当者でした。転職を希望して求人サイトに登録したり、人材紹介に登録したりしていましたが、すぐに転職したいというわけではなく、いい求人があったら転職したいという程度の、まったく急いでいない求職者でした。

事例7)「スカウト」という甘い言葉にそそのかされて痛い目を見たHさん

Hさん(●歳)は静岡県に在住で、県内での転職を考えていました。これまでに転職の経験はなく、とりあえず求人サイトに登録したところ、「スカウト」と書かれたメールが届きます。

事例6)年収は上がったが「うつ病」になってしまったGさん

Gさん(35歳)は、広告系の企業の営業課長として実績を残してきました。年収は700万円。もっと大きな仕事に挑みたい、と節目となる35歳を目前に、さらなるキャリアアップを目指して転職活動を始めます。

事例5)転職後を「短期的」にしかとらえられないFさん

Fさん(44歳)は、大学を卒業して大手証券会社に入り、約15年間働きました。中規模支店の責任者だった38歳のとき、大学時代の体育会系の先輩に声をかけられ、その先輩の父親が社長を務める社員数300人規模の不動産仲介会社の管理部長に転職しました。年収1200万円から1400万円へのキャリアアップ転職でした。

事例4)自分の軸がない「カメレオン・シンドローム」のEさん

Eさん(37歳)は、超一流私立大学を出て、大手企業に入社した女性です。これまでに営業や広告制作、制作管理など、いくつもの仕事を経験してきました。現在は、自分の希望で移った広告企画の仕事をしているのですが、これが思っていたほど肌に合わず、かつ上司とも合わないため転職を考えるようになり、私のところに相談に来ました。